2017-07

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【063】「Le journal de l'exposition=展覧会日記」June 18「ルオーとグロテスク」

「ルオーとグロテスク」展

松下電工汐留ミュージアムで開催中のルオーの展覧会。
http://www.mew.co.jp/corp/museum/
exhibition/07/070526/

 こちらの美術館はオープン以来、所蔵のジョルジュ・ルオー(1871-1958)の作品と、生活文化をテーマにした企画展を開催しています。前回のジャポニスムのテーブルウエア展も繊細で素敵でしたし、昨年の富本憲吉展や重森三玲展も親密な空間作りに成功していて興味深く思いました。さて、今回はコレクションの中核をなすルオー作品と出光美術館からの出品で構成され、初期から晩年までのルオーの代表作を観ることができました。
 内覧会では監修の後藤先生より、この企画は「ルオーとプリミティズム」や「ルオーとソヴァージュ」といったテーマを当初は考えられていたというエピソードのご紹介がありました。テーマが二転三転したものの、以下の4つの章立てを決めたら、あっという間に出品作の分類が出来たというお話でした。その4つのカテゴリとは、滑稽と恐怖、善と悪、美と醜、聖と俗なのですが、今までにない展示構成、相反する要素を兼ね備えた作品の魅力に気づかされ、新鮮な印象を受けました。
 今回の展覧会のカタログは版型が正方形と珍しく、また切り取ると栞になるページがあるなど、素敵な仕上がりなのに感心しました。特にポストカードが挟み込まれたページは、この工夫によってルオーが拘った額縁の魅力にも気づかされました。
 またライティングが凝った展示なので、会場の雰囲気もゆっくり楽しみたいところです。
 今後は7月28日には「20世紀音楽におけるグロテスク」というコンサートや、8月4日には監修の後藤新冶先生によるギャラリー・トークも予定されているとのこと。会期は8月19日までなので何度も足を運びたいと思っています。
【嶋田華子】
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